カテゴリー: マインド

  • 目的意識を持つことの重要性

    部下へのフィードバックとして「目的意識を持って仕事をすることの重要性」を伝えることがあるが、自分の中でなかなかしっくり来ていない。

    とある同僚からこんな質問をもらった。
    今回は、私なりの回答をまとめようと思う。

    目次

    1. Q.「なぜ目的意識を持つ必要があるのか」
    2. A1. 目的が行動や手段に、意味や価値を与えるから
    3. A2. その人なりの思想や価値観が表現されるから
    4. A3. 手段を変えられるから
    5. ちなみに……

    Q.「なぜ目的意識を持つ必要があるのか」

    もし、私が回答するならこう答えよう。

    1. 目的が行動や手段に、意味や価値を与えるから
    2. その人なりの思想や価値観が表現されるから
    3. 手段を変えられるから

    A1. 目的が行動や手段に、意味や価値を与えるから

    別に「目的」がなくても、「行動」はできる。
    ただ、行動している時点で、何らかの目的は存在しているはずだ。

    「3人のレンガ積みの話」が、これをわかりやすく表している。
    3人はまったく同じ作業をしているのに、持っている「意味」が違う。

    それによって変化する「動くスピード」「動く量」「動きの質」「気持ちの持続性」「巻き込み力」は、少なからず変わってくるはずだ。

    例:

    • 早く帰りたい / この仕事を終わらせたい
    • 早く完成させて、人に見せたい
    • 社会に影響を与えたい

    → あなたはどの人と、一緒に働きたいですか?


    A2. その人なりの思想や価値観が表現されるから

    これも「レンガ積みの話」がわかりやすい。

    自分で「目的」を持つことで、その人にしかない価値観や思想が表現される。

    「哲学や思想はまだわからない」という人でも、
    「自分がどうありたいのか」「少なくともこんな人でいたい」「こんな人にはなりたくない」という感覚は持っているはずだ。

    それに紐づけられるのが、目的だと思う。

    • この仕事をやる → なぜ自分がやるのか?
    • なぜ、その仕事をやるのか?

    「自分なりの目的」でいい。それを持ってみるだけで、行動の質は変わる。


    A3. 手段を変えられるから

    • ショルダーホンから始まり、iPhoneへと変わってきた携帯電話
    • 手紙・文通から、SNSへ

    アウトプット(手段)は変化し続けているが、その裏にある目的──
    「離れた人とも繋がれる便利なもの」「人々の生活を豊かに」──は変わっていない。

    (SNSが本当に人を豊かにしているかどうかは、さておき。)

    高次の目的を持っていれば、手段は変えられる。

    自分では変えられなくても、その目的を聞いた有識者や周りの仲間がヒントをくれる。
    それが組織の強みだし、そのヒントを与えるのが上司やリーダーの役割だったりする。

    今やっている手段が「非効率だ」と感じるかどうかも、ある種の目的意識(時間・時間対価値への意識)だ。


    ちなみに……

    目的意識を持てていない人は、怠慢なのではなく、目的を考える余白がなかったか、考え方を知らないだけかもしれない。

    だからこそ、上司やリーダーが気づきを与えることが必要になる。

    リーダーという存在が消えない理由もここにある。
    AIに言われても、心に響かないからだ。

    次は、リーダーシップについてでも書こうかな。