カテゴリー: マインド

  • 正解を探す生き方はやめよう〜100点の呪縛〜

    正解を探す生き方はやめよう〜100点の呪縛〜

    学校にいる間、ずっと100点を目指していました。

    問題があれば、正解がある。
    勉強すれば、点数が上がる。
    テストには、必ず答えがある。

    でも社会に出たとき、気づいたんです。

    そもそも、問題用紙が存在しない。


    正解がある世界から、正解がない世界へ

    義務教育は、「正解を出す人間」を育てる場所です。

    • 与えられた問いに答える。
    • 上が言ったことをこなす。
    • 評価される行動をとる。

    それが求められてきました。

    でも社会に出たら、誰も問題用紙を配ってくれません。
    何が正解かも、誰も教えてくれません。

    それなのに、「どうやったらいいですか?」「何が正解ですか?」と聞き続ける社会人があまりにも多いと感じています。

    正解を探しているうちは、いつまで経っても動けません。


    自分が決めたことを正解にする

    正解がない世界で成果を出している人には、共通点があります。

    自分が決めたこと、を正解にしている。

    よく聞く起業家や優秀なビジネスパーソンの話として、「今あるリソースの中から最適なものを選ぶ」のではなく、「理想からリソースを作っていく」という考え方があります。

    つまりこういうことです。

    • ❌ リソースからの積み上げ → 「今の自分にできること」から考える → 思考がそこで止まる
    • ⭕ 理想からの逆算 → 「どうなりたいか」を先に決める → 必要なものを集める

    リソースから考える人は、知らないうちに自分でキャップを作ってしまいます。


    ノミと茹でガエルが示すもの

    ノミのジャンプ力は、その身体の何十倍もあります。

    でも蓋をされた瓶の中で育てたノミは、蓋を取っても、その高さまでしか飛ばなくなります。「自分の限界はここだ」と思い込んでしまうんです。

    茹でガエルの話は有名ですが、熱いお湯にカエルを放り込むと飛び出そうとする。
    でも冷たい水からじわじわ温めていくと、気づかないまま死んでしまう。

    人間も同じです。

    環境に必ず染まる生き物で、じわじわと自分を蝕んでいるものに、なかなか気づけません。

    義務教育で「正解を出すように仕向けられてきた」環境の中にいると、社会に出たときに困ります。僕自身も、そのような苦しさを経験しました。

    学校にいるときから、部活をしているときから、
    「目的は何か」「どこにリソースを集中させれば理想に近づけるか」
    を考える習慣をつけておくべきだった、と今は思っています。


    AIが100点を取れる時代に、人間に必要なこと

    AIが東大の入試に合格できるレベルになってます。
    これだけAIが賢くなってきた今、知識や情報を持っているだけでは差がつきません。
    勉強ができることや、知識が豊富なことは、なんの価値も生まなくなくなるかもしれません。

    100点の答えを出すことは、AIにもできるようになってきています。

    だとすれば、人間に求められるのは何か。

    それは、「問いを立てる力」と「意思決定力」 だと思っています。

    ただ、問いを立てる前に、まず必要なことがあります。

    「自分はどうありたいのか」を決めること。

    どうありたいのかが決まって初めて、「なぜこれを解かなければいけないのか」という問いが生まれます。
    その問いがあって初めて、「どう解くべきか」という戦略が立てられる。

    義務教育は「与えられた問いを解く」場所でした。
    でもこれからは、問い自体を自分で作れる人が、圧倒的に強くなります。

    具体的には、こういう順番です。

    1. どうありたいのかを意思決定する(理想を先に決める)
    2. 問いを立てる(「なぜこれを解くのか」「どう解くべきか」を考える)
    3. 具体的なHowはAIに任せる

    正解を探すのではなく、理想を自分で決める。
    その理想に向かって、どう戦うかという問いを立てる。
    そして、具体的な実行はAIを使い倒す。

    これが、これからの生き方だと僕は思っています。


    60点でいい、ただし「自分で決めた正解」をスピード感を持ってやること

    誤解してほしくないんですが、100点を諦めようと言いたいわけではありません。

    「社会が用意した正解(100点)」を目指すのをやめよう、という話です。

    60点でもいいから、自分なりの答えをスピード感を持って動かしていく。
    正解を探し続けて立ち止まるくらいなら、自分で決めた60点を今すぐ走らせる方がずっといい。

    そして、これが大事なんですが、自分で決めたことを正解にしていくと、それが必然的に100点になっていきます。

    一種の自己暗示です。

    「これが正解だ」と決めてコミットした人間は、その道を正解にするために動き続けます。
    迷わないから、スピードが出る。スピードが出るから、改善のサイクルが速くなる。
    結果として、他人が探し続けた「正解」よりも高い場所に辿り着く。

    逆転を狙わなくていいわけじゃない。
    「正解」というものを、自分で定義していいんです。


    最後に

    この発信は、僕の根幹でもあります。

    僕がこういう働き方や考え方を発信するのは、

    • 将来の家族のために素敵な時間を投下できるようにしたいから。
    • 子どもがやりたいと言ったことを、ちゃんとできるように資産を作りたいから。
    • 金銭的な豊かさと、時間的な豊かさを両方作ることが必要だと思っているから。

    これから社会に出る人たちも、今働いている人たちも、必ずぶつかるのが 「問いを立てる能力」と「意思決定力」の2つです。

    義務教育で与えられた正解を解くための教育ではなく、自分で正解への問いを立て、自分で正解を意思決定できる力をつけていく。

    そのための発信を、これからも続けていきます。

  • 自己効力感を創る~折れそうな人をS級人材に引き上げた話~

    自己効力感を創る~折れそうな人をS級人材に引き上げた話~

    「もう自分、ダメかもしれないです」

    あるとき、1on1で部下からこう言われた。

    「もう自分ダメかもしれません。この業務を下りたいです。新庄さんはどういうふうにこういう辛さを乗り越えてきたんですか?このままだと僕ダメだと思います」

    マネジャーをやっていれば、必ずこういう場面に直面する。

    正直に答えると、自分の乗り越え方は「とにかくストレスをかけ続けて麻痺させる。そしていつかできると信じて動き続ける」というものだった。でも、その瞬間に気づいた。——それは再現性がない、と。

    自分にできたのは、今まで積み上げてきた経験や感覚があったからだ。それを同じようにやれ、とは言えない。


    折れそうな人材に本当に欠けていたもの

    年上から年下まで、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーをマネジメントしてきた。その中で、折れそうな社員に共通して欠けているものに気づいた。

    それは、自己効力感だ。

    「自分だったら何とかできる」という感覚。これがない。

    自己効力感というのは、ある程度の能力・武器・これまでの経験があるからこそ持てるものだ。それがない人たちにとっては、もちろん難しい。今まで経験してこなかった人たちにとっては、圧倒的に難しかった。

    だから自分がやったのは、「業務を下ろすのではなく、補佐として入りながら自己効力感を高めていく」という方法だった。

    自分のマネジメントを進めながら、一方ではスキルを伸ばしていく。「こういうふうに進めたらいいんだ」という感覚を掴んでもらえるようなマネジメントを始めた。

    その核となったのが、3冊の本だ。


    3冊の本という「武器」

    1冊目:世界一やさしい問題解決の授業(渡辺健介)

    この本を選んだ理由は、課題解決の思考法が体系的にまとまっていて、誰でも使えるように書かれているからだ。

    MECEというフレームワーク、ロジックツリーというフレームワーク、そして「課題→原因→解決策→検証」という具体的なPDCAの流れが、さまざまな具体例を用いて解説されている。自分の業務に当てはめて考えやすいのが、この本の大きな特徴だ。

    重要なのは、読書させることが目的ではなかったという点だ。

    この本の使い方は「辞書」であり「物差し」だ。

    まっすぐ線を引きたいと思ったとき、定規を取り出すように——仕事で詰まったとき、「このケースはどう考えればいいんだ?」と思ったとき、この本を開いてそのページを見れば、「こういうふうに考えればいい、次のステップはこれだ」とわかる。辞書でわからない言葉が出てきたときにそのページを開くのと同じ感覚だ。

    そういうリファレンスとして、最も分かりやすい本として選書した。

    思考の道具を手に入れると、それだけで「やりようがある」という感覚が生まれる。自己効力感の第一歩はここから始まった。


    2冊目:コンサル1年目が学ぶこと

    仕事ができる人の考え方と、仕事の基本的な進め方がすべて書かれている本だ。

    たとえば、こういうことが書かれている。

    • 結論から話す
    • 直球で話す
    • 数字というファクトで語る
    • 相手のフォーマットに合わせる
    • 相手のことをとにかく考える
    • 期待値を超える
    • 事実と意見を分ける
    • 仮説思考を持つ
    • 本質を見極める
    • 自分の時給を意識する
    • スピードと質を両立する
    • 喋らない会議には出ない

    超基礎的な話ではある。だが、これを本当にできている人は驚くほど少ない。そして、これができるようになれば、ある程度仕事ができる人間になれる。さらに、できることが増えていくにつれて、自信がついていく。自己効力感が育っていく。だからこそこの本を選んだ。

    実際に読んでもらった結果、まず「働くとはどういうことか。価値を出すとはどういうことか」が腹落ちした。

    それまで受け身だった動き方が、目的意識を持ち、「その目的に向けて何が必要なのか」を仮説思考で自分で考えながら動く自走型に変わっていった。

    会議や議論の中でも積極的に発言するようになった。しかもその発言が、常に結論ファースト。事実と意見の切り分けがちゃんとできている。「仕事ができる人材」の姿が、少しずつ現れ始めた。


    3冊目:USJを劇的に変えたたった一つの考え方

    3冊の中で、最も効果があった本だ。

    この本が与えたのは2つの思考法——戦略思考消費者視点だ。

    ビジネスというのは、「目的→目標→戦略→戦術」という流れで動く。目的を達成するために目標を置き、その目標を達成するためにどこに注力するかという戦略を立て、戦略が決まったら具体的に何をするかという戦術を考えていく。

    この流れを、そもそも理解できていなかった。

    社長とのコミュニケーションの中で、こういった話が頻繁に出てくる。だが、言葉は聞こえていても概念として理解できていない状態だと、会話の中身が入ってこない。まずは言葉を理解し、概念を理解するところから始まった。

    この本を通じて、戦略思考の流れを掴んだ上で、普段の業務に落とし込めるようになっていった。

    「この戦略は何か?」「何が最も重要なのか?」「どこに投資すべきなのか?」

    そして特に大きかったのが、重心思考だ。具体的に一番注力しなければいけないところはどこなのか——それを見極める思考法を手に入れた。これによって、打ち手の質が一段上がった。

    そしてその頂点にあるのが、消費者・顧客のことを考えるという視点だ。どんなビジネスパーソンであっても、相手のことを考えて動くことは絶対にやらなければいけない。この本は、戦略思考と顧客視点をセットでインストールしてくれる。

    重心思考と戦略思考——この2つを部下に伝えられるようになったことが、この本が最も効果的だったと感じる最大の理由だ。


    変化の全貌

    最初の状態:「もうダメかもしれない」と1on1で打ち明ける。自己効力感ゼロ。業務を下りたいと言っていた人間だ。

    3冊を経てどう変わったか。

    思考面:目的ドリブンで仕事をしながら、戦略的に重心思考ができるようになった。これが圧倒的に違う。

    行動面:今までだったら、会議で恐れおののいて発言できなかった。意見を求められても、ちゃんと自分の意見が言えなかった。それが、自分なりの課題意識を持ち、相手が誰であっても正直に物事を伝えることができるようになった。しかもその内容が、かなりクリティカルな情報として伝えられるレベルになっていた。

    現在:営業組織の中で、独立遊軍的なポジションを任されている。一人で施策をバンバン回している。

    これがS級人材への変化だ。


    マネジャーへ

    折れそうな部下を前にして、「自分の乗り越え方を教える」のは最もやってはいけないことだ。再現性がないからだ。

    自分がストレスに耐えて麻痺することで乗り越えてきたとして、それを同じようにやれとは言えない。

    やるべきは、その人が「自分にもできる」と感じられる体験を少しずつ積み上げること。そのための武器を渡すこと。

    3冊の本は、その武器だった。

    • 思考の辞書を持たせる
      (世界一やさしい問題解決の授業)
    • 仕事の基礎を体得させる
      (コンサル1年目が学ぶこと)
    • 戦略思考と顧客視点をインストールする
      (USJを劇的に変えたたった一つの考え方)

    自己効力感は、教えられるものではない。育つものだ。

    武器を渡し、補佐として並走しながら、小さな成功体験を積み重ねる。それが、折れそうな社員をS級人材に変える唯一の道だと、自分は思っている。

  • 人生は何をやるかではなく、誰と生きるか〜青春の方程式〜

    人生は何をやるかではなく、誰と生きるか〜青春の方程式〜

    どうも。
    大人だって青春を浴びたい委員会 委員長の新庄です。

    先日かねてからの夢だった、「青春運動会」をプチ開催してきました。
    ご参加いただいた23人の皆様、本当にありがとうございました。

    たった一人の小さな野望が、4人に伝播しそして23人にまで増えていきました。

    ただ感じたことを書くだけの日記ですが、忘れないうちに私の想いを綴らせてください。

    超絶クサいのでご注意を。


    目次

    1. 何気ない一言を本気で受け取ってくれる仲間
    2. 友達ではない、仲間感
    3. 何をやるか、ではなく誰と生きるか
    4. なぜ「誰とやるか」が重要なのか
    5. 青春=”仲間”×”熱量”×”挑戦”

    何気ない一言を本気で受け取ってくれる仲間

    きっかけは、1年前ほどのとある日。
    一人の大学時代の仲間に誘われ、その友達とサウナに行くことに。

    もちろん息統合して、その夜に少し暗めのバーに行った。
    そこで私がポロッと言った一言があった。

    球技大会とか運動会とか、青春感じたいんだよね

    正直、結構本気で言っていた。
    なせなら、大人になるほど、心が動く瞬間が減っていく気がした。だからこそ、もう一度“あの熱さ”を取り戻したかった。
    ただ、みんなを大きく巻き込もうとは思っていなかった。

    ただ、ただ私が青春を感じたいという思いを伝えただけだった。
    でもやりたいという事実は変わらなかった。

    するとみんな非常に賛同してくれた。
    別に何かが動いたわけじゃないけども、僕の「大人だって青春を浴びたい委員会」は、ここから始まったと思う。


    友達ではない、仲間感

    なんとなく言葉の定義として、彼らに「友達」という言葉は合わない。
    ただ、時間を共に過ごす人ではなく、 互いが互いの目的や夢に向かって時間を共有しながら進んでいる感覚。

    組織の成立要件である、共通目的共同意思などは明確にあるわけではないが、何か同じような夢に向かっている感覚を感じた。

    もしかすると、それが価値観が合うという言葉なのかもしれない。


    何をやるか、ではなく誰と生きるか

    運動会の内容がどうのこうのとかはない。
    実際にやっているときも楽しかったし、それまでの考える過程で、3~5回くらいMTGしていた時も楽しかった。
    別に「何かやって楽しかった」みたいなことを残したいわけではない。

    多分、今回自分一人で企画して、集客して、当日仕切って、、、、
    とやっていたら、楽しくなかったかな。

    つまり運動会はただの手段なんだった。
    青春を感じることが目的であり、その要素は「仲間」がいることだったのかなと。

    もちろん友達が青春を感じられないと言っているわけではない。
    最も重要な要素としては仲間が必要だということを言いたい。

    つまり、表題の通り、よく言われることだが、
    何をやるかは重要ではない、誰とやるかが最も重要である

    一緒に笑って、一緒に楽しんで、一緒に汗をかける仲間がいる。
    その時間こそが、人生でいちばんの青春なんじゃないかな。


    なぜ「誰とやるか」が重要なのか

    人が人のエネルギーを生む存在だから」だと思う。
    モチベーションとか、目標とか、自己成長とか、そういう言葉はいろんな場面で聞くけれど、結局のところ、一番、人を突き動かすのは“人”なんじゃないかと感じている。

    自分一人では出せない熱量ってある。
    一人では70%くらいしか出せないのに、誰かと一緒にやると120%出せたりする。
    しかも、その120%は、ただの「頑張り」じゃなくて、「楽しいから出ちゃうエネルギー」なんだ。

    今回の運動会もまさにそうだった。
    僕がやらなきゃ」じゃなくて、「みんなとやりたい」になっていた。

    それってつまり、“共鳴”なんだと思う。
    自分の中にある火が、他の人の火に触れて、もっと大きな炎になる感覚。
    この瞬間に、人は「青春」を感じるんじゃないか。


    青春って、年齢じゃなくて、“熱量を共有する仲間とその時間”のことなのかも。
    何歳になっても、同じ方向を見て一緒に走れる仲間がいれば、それはもう青春だ。

    青春=”仲間”×”熱量”×”挑戦”

    さて、熱量を共有できる仲間ができたからと言って青春は終わりではない。
    これからの「何をやるか」がまた考えがいがある。

    青春は、もう一つ大きな要素がある。
    それは、達成するものの大きさ:挑戦だ。

    今回は、まだ通過点。
    もっとでかいことやりたいな。

    最終は100人くらいで運動会をやりたい。

    • リレー
    • 借り物競走
    • 大縄
    • 綱引き

    なんでもやりたい。
    あの頃、楽しかった思い出を。
    熱量を共有できる仲間」と「でっかいこと」を


    人生は、経験の連続だ。
    経験が多ければ多いほど、人生が豊かで幸せなものになる。

    その経験を仲間とそしてその周りの人々に、伝播していける人でありたい。
    みんなにその経験をしてもらいたい。

    そして、僕の周りが少しでも青春にあふれ、幸せで豊かな人生を送ってくれる人たちが増えることが、僕の夢かもしれない。

    大変厚かましいけども、それが、僕がなりたいかっこいいヒーローかもな。

    改めて、みんな本当にありがとうございました。
    次の青春、もう始まるってさ。

  • 自分ができることをやれ。

    自分ができることをやれ。

    アドラー心理学に、こんな言葉がある。

    馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない

    この言葉から得られる示唆は、2つある。

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    【呪いの行動①】他責にする

    「自分は悪くない」
    「自分には関係ない」

    本当にそうだろうか。

    馬の例で言えば、
    「馬が水を飲まなかった」という事実だけを切り取って、
    自分がもっとできたことを考えない。

    水辺まで連れて行った。
    でも、その後は?

    馬に水を飲ませたいなら、
    他にできる努力はなかったのか。

    タイミングは考えたのか。
    水が飲みたくなるようなシチュエーションにしたのか。

    できることを考えたら、キリがないはずだ。

    それを全部やって、
    「自分には何もできることがない」と言えるほどの努力をして、
    初めて「馬は水を飲んでくれなかった」と言う資格がある。

    何もせずして、人のせいにするのは愚の骨頂だ。

    つまり、
    「もっと自分にできることはないか」を徹底的に考えろ。

    それが、今すぐできる具体的な行動だ。

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    【呪いの行動②】変えられないものにこだわる

    他責とは反対の考えになるが、
    「努力だけでは、変えられないもの」がある。

    馬の例で言えば、
    最終的に、馬が水を飲むかどうか」という部分。

    あなたは馬ではないので、水を飲むことはできない。
    他者の最終的な決定は、あなたが変えられないものだ。

    つまり、努力をしても変わらないのだ。

    自分にできる努力を尽くしたにも関わらず、
    変わらないものもある。

    それは「他者の課題」である。
    これが、アドラーの言う「課題の分離」だ。

    悲痛な事実だが、
    いくら努力しても変わらないものは変わらない。

    それを理解していない人は、
    そこを頑張って変えようとする。

    たとえば、「上司がムカつく」という愚痴。

    その愚痴は、
    「変えられないもの」に目を向けている証拠だ。

    上司の行動は変わらない。

    もし変えられるなら、
    「自分が相手に改善を伝える」という行動に目を向けた時だ。

    それができないなら、どこに行っても変わらない。

    自らの行動を「変えられるもの」として捉えて、
    相手は「変えられないもの」と捉える。

    つまり、
    自分が今できることは何か。
    そしてそれは、相手の課題に踏み込んでいないか

    を徹底的に考えろ。

    これも、今すぐできることだ。

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    この2つが、「呪いの行動」だ。

    ① 他責にする
    ② 変えられないものにこだわる

    これをやっている限り、一生幸せになれない。
    絶対にやめよう。

  • 人生は”その瞬間”のためにある〜ハイキューに学ぶ頑張る理由〜

    人生は”その瞬間”のためにある〜ハイキューに学ぶ頑張る理由〜

    毎日がつまらない。
    仕事がただの作業に感じる。
    上司に怒られ、思い通りにいかず、決まったルーティンをこなすだけの日々。

    「何のために働いているんだろう」 「自分の人生、これでいいのかな」

    そんな風に、ふと立ち止まってしまうことはないだろうか。

    もし、あなたが今そう感じているなら、僕でも伝えられることがある。
    あなたの人生がつまらないのは、能力がないからでも、向いていないからでもない。

    ただ、「その瞬間」に出会えていないだけかもしれない。

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    目次

    1. 頑張るのは「その瞬間」を感じたいから
    2. その瞬間が来ないなら
    3. レンガを積むな、城を作れ
    4. 3ヶ月だけ、死ぬ気でやってみる
    5. 自分の人生を生きよう
    6. 最後に、心に火をつける一冊

    頑張るのは「その瞬間」を感じたいから

    私が大好きな漫画『ハイキュー!!』に、こんなシーンがある。 強豪校のエース、木兎光太郎が、くすぶっている月島蛍にかけた言葉だ。

    「もしもその瞬間が来たら、それがお前がバレー(仕事)にハマる瞬間だ」 「将来がどうだとか、次の試合で勝てるかどうかとか、どうでもいい。ただ目の前の奴をぶっ潰すことだけを考えろ」

    ハイキュー!!_89話 理由 より

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    この言葉を聞いたとき、鳥肌が立った。 「あぁ、これだ」と。

    私が中学時代、野球で県大会優勝を決めた瞬間。
    大人になってから企画した運動会で、仲間が童心にかえって笑い合っているのを見た瞬間。

    理屈じゃない。 身体の奥底から「あぁ、これが生きてるってことか」と湧き上がってくる充足感。

    将来の役に立つとか、コスパがいいとか、そんなことはどうでもいい。
    ただ、自分の力が120%発揮され、目の前の景色が鮮やかに変わる。

    私は、あの快感を味わうためだけに生きている。
    あの瞬間のためなら、泥臭い練習も、地味な準備も、全部耐えられる。

    人生とは、この「その瞬間」のコレクションだと思っている。

    その瞬間が来ないなら

    とはいえ、現実は甘くない。毎日の仕事は地味で、ドラマチックな瞬間なんてそうそう訪れない。「自分は毎日エクセルを叩くだけ。感動なんてあるわけない」と思うかもしれない。

    もし、あなたにまだ「その瞬間」が訪れていないなら。 あるいは、どうしても今の仕事に熱くなれないなら。

    理由は2つしかない。

    1. 目的を見失っている
    2. まだ「本気」を出せていない

    レンガを積むな、城を作れ

    有名な「レンガ積み」の話がある。ただレンガを積んでいると思うか、歴史に残る大聖堂を作っていると思うか。

    目の前の仕事が「誰の笑顔」に繋がっているのか。なぜ自分はこの会社を選んだのか。

    もう一度、問い直してみてほしい。視座が変われば、単純作業も「伏線」に変わる。

    3ヶ月だけ、死ぬ気でやってみる

    それでも意味が見出せないなら、提案がある。

    騙されたと思って、3ヶ月だけ、死ぬ気で目の前のことに向き合ってみないか。

    やらされている」ではなく、「自分からやる」。 言い訳をせず、全力でバットを振ってみる。
    自分の人生の主人公は自分だから。

    本気でやれば、見えてくる面白さがある。
    本気でやるから、悔しさが生まれる。
    そして、本気でやった先にしか、「その瞬間」は訪れない。

    自分の人生を生きよう

    もちろん、環境が悪いことだってあるだろう。ブラック企業かもしれないし、どうしても合わない上司がいるかもしれない。

    もし、3ヶ月本気で向き合って、それでも何も心が変わらないなら。
    その時は、場所を変えればいい。

    世の中には星の数ほど会社がある。 あなたを必要としている場所は、必ず他にある。 自分を殺してまで、そこにいる必要はない。

    でも、「本気でやっていない」という自覚があるうちは、どこへ行っても同じだ。 場所を変えても、また同じ不満を抱くことになるだろう。
    「本気でやったって、、、」という思いがあるなら、一度本気でやってみよう。
    その先で見える景色があるから。

    だから、まずは今、ここから。

    将来の不安なんて考えなくていい。 誰かの評価なんて気にしなくていい。
    限られた86,400秒の今日という日を、どう使うか。 それだけを考えよう。

    自分の心を震わせる景色を見るために。
    あなたの「その瞬間」はいつですか?

    僕は、今この時だよ。

    最後に、心に火をつける一冊

    ハイキュー以外にも、読むだけで心に火がつく本があるから紹介しておきたい。

    言わずと知れた名著だが、『覚悟の磨き方(超訳 吉田松陰)』だ。

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    迷いがある時、どうしても一歩が出ない時。 この本にある言葉たちは、甘えた自分を断ち切ってくれる。

    「本気」で生きたい人は、ぜひ手元に置いてほしい。

  • 目的意識を持つことの重要性

    部下へのフィードバックとして「目的意識を持って仕事をすることの重要性」を伝えることがあるが、自分の中でなかなかしっくり来ていない。

    とある同僚からこんな質問をもらった。
    今回は、私なりの回答をまとめようと思う。

    目次

    1. Q.「なぜ目的意識を持つ必要があるのか」
    2. A1. 目的が行動や手段に、意味や価値を与えるから
    3. A2. その人なりの思想や価値観が表現されるから
    4. A3. 手段を変えられるから
    5. ちなみに……

    Q.「なぜ目的意識を持つ必要があるのか」

    もし、私が回答するならこう答えよう。

    1. 目的が行動や手段に、意味や価値を与えるから
    2. その人なりの思想や価値観が表現されるから
    3. 手段を変えられるから

    A1. 目的が行動や手段に、意味や価値を与えるから

    別に「目的」がなくても、「行動」はできる。
    ただ、行動している時点で、何らかの目的は存在しているはずだ。

    「3人のレンガ積みの話」が、これをわかりやすく表している。
    3人はまったく同じ作業をしているのに、持っている「意味」が違う。

    それによって変化する「動くスピード」「動く量」「動きの質」「気持ちの持続性」「巻き込み力」は、少なからず変わってくるはずだ。

    例:

    • 早く帰りたい / この仕事を終わらせたい
    • 早く完成させて、人に見せたい
    • 社会に影響を与えたい

    → あなたはどの人と、一緒に働きたいですか?


    A2. その人なりの思想や価値観が表現されるから

    これも「レンガ積みの話」がわかりやすい。

    自分で「目的」を持つことで、その人にしかない価値観や思想が表現される。

    「哲学や思想はまだわからない」という人でも、
    「自分がどうありたいのか」「少なくともこんな人でいたい」「こんな人にはなりたくない」という感覚は持っているはずだ。

    それに紐づけられるのが、目的だと思う。

    • この仕事をやる → なぜ自分がやるのか?
    • なぜ、その仕事をやるのか?

    「自分なりの目的」でいい。それを持ってみるだけで、行動の質は変わる。


    A3. 手段を変えられるから

    • ショルダーホンから始まり、iPhoneへと変わってきた携帯電話
    • 手紙・文通から、SNSへ

    アウトプット(手段)は変化し続けているが、その裏にある目的──
    「離れた人とも繋がれる便利なもの」「人々の生活を豊かに」──は変わっていない。

    (SNSが本当に人を豊かにしているかどうかは、さておき。)

    高次の目的を持っていれば、手段は変えられる。

    自分では変えられなくても、その目的を聞いた有識者や周りの仲間がヒントをくれる。
    それが組織の強みだし、そのヒントを与えるのが上司やリーダーの役割だったりする。

    今やっている手段が「非効率だ」と感じるかどうかも、ある種の目的意識(時間・時間対価値への意識)だ。


    ちなみに……

    目的意識を持てていない人は、怠慢なのではなく、目的を考える余白がなかったか、考え方を知らないだけかもしれない。

    だからこそ、上司やリーダーが気づきを与えることが必要になる。

    リーダーという存在が消えない理由もここにある。
    AIに言われても、心に響かないからだ。

    次は、リーダーシップについてでも書こうかな。